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日光東照宮

 下今市駅で東武日光線に乗り換え、終点の東武日光駅に到着しました。バスのチケットを求める人の列を横目に、駅前から家族五人タクシーで日光東照宮に移動します。

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 私やカミさんは修学旅行以来。小学生以下のガキんちょ共三人は、これからの下調べと言ったところでしょうか。何はともあれ、上の写真の参道を抜け表門へと向かいます。

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 お守り等、買い物をしながら五重の塔まで到着。

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 三神庫の上神庫の屋根下には「想像の象」の浮き彫り細工が施されています。ご存じかもしれませんが、日光東照宮の社殿には多数の動物を見ることができます。

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 次は神厩舎の三猿を見ました。解説には「八面彫刻は三猿を含めて人間の一生を風刺」と書いてありますが、カミさんに言わせるとこれも含めて建物彫刻が何とも説教くさい。なるほどなと思いつつも最近の新聞紙面の事件を見ると、社会に対してはもっと説教が必要なんじゃないかと思いました。(笑)

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 そして奥宮に通じる門の上にある「眠り猫」。裏側は雀の浮き彫り細工です。それにしても、こんなに小さかったっけ? そうそう、本殿などは平成の大修理の真っ最中でした。

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 境内の一角には、なぜか洋酒の酒樽が並んでいました。

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 上の写真は鳴き竜の天井画が描かれている本地堂(薬師堂)です。堂内は録音も撮影も禁止とのことなので、とりあえず建物の外観を掲載。私の記憶だと竜の頭の直下で順番に手を叩けたはずですが、今はなぜか拍子木を案内の人が打って鳴き竜の音を聞かせるようになっていました。

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 最後は陽明門。魔除けの逆柱は残念なことに後になって存在に気付きました。宮沢賢治が「農民芸術概論」の中で語っていた「永遠の未完成、これ完成なり」に重なります。今回は宿への移動途中で時間が無く、修学旅行並みの駆け足観光でしたが、次回はもう少し暖かい時期にゆっくり散策したいと思います。

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