正体不明のジャンク測定器

 以下はその写真です。「点灯数測定器」とパネルに表記があり、何かのカウンタのようです。それにしても昔は二桁の計数を行うのに、これだけの規模のハードウェアが必要だったんですね。とりあえず、表と裏です。

 当然 74141などというものは無く、真空管によりニキシ管をドライブしています。電源部は大振りなトランスと整流管、定電圧放電管が使われていました。パネルには電圧表示用のメータが付けられていました。

 デカトロン管(DK24)が三本使われています、内一本は根本が割れて真空度が落ちたらしく、ゲッタが脱落していました。また、CD11の一本は割れていました。ケースの一部は凹んでおり、過去に投げられたことがあるようです。これは一体何に使われていたのでしょうか。