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銚子で補給する鉄分・しょうゆ工場見学編

 せっかく平日に銚子へ来るのだからと、行きの電車からヤマサしょうゆの工場見学を予約しました。銚子電鉄の時刻表を眺め、予約を入れたのは15時から。仲ノ町駅の車庫を見学した後、徒歩で5分ほどの距離にある工場見学受付へと向かいます。

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 上の写真は工場の入り口。敷地は東京ドーム四個分の広さだそうです。ここでの生産量は、一日に製品40万リットル分。国内の需要を全てまかなっているとか。

 工場見学は50分間のメニューです。内20分間は、しょうゆに関する映画を見ます。三女は徒歩で疲れたのか、暗くなったとたんに寝てしまいました。その後、見学のため徒歩で工場内をまわります。最初に見せられたのが製品のボトル詰めと梱包。ボトル詰めは毎分300本の能力があるそうで、全て自動化されていました。ボトルに蓋をするまではクリーンルーム中の作業ですが、クラスはそんなに高くないそうです。しょうゆ自体に殺菌能力があるので、極端に高いクリーン度は不要とか。

 次に見学したのは、しょうゆのもろみタンク。室外にも濃厚なしょうゆの香りが漂ってきています。他に原料となる小麦と大豆の貯蔵サイロ等を案内してもらいました。説明を聞いて驚いたのですが、しょうゆの製造は原材料の加工から製品まで約半年かかるそうです。さすがにラインの端から原材料を入れると反対側からしょうゆが出てくることは無いだろうと思っていましたが、そんなに時間をかけて作るものなのかと認識を改めました。

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 最後に上の写真は記念撮影スペースです。見学後、卓上しょうゆをお土産にもらいました。日本に現存する最古のディーゼル機関車「オットー」も展示してありましたが、うまく撮影できなかったので写真はありません。

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